今帰仁城(別名北山城)は、琉球が中山に統一される前の「三山鼎立時代」には山北(北山)王の居城とし、また中山が三山を統一後には琉球王府から派遣された監守という役人の居城でした。
外郭を含めると10の郭からなり、その面積は首里城とほぼ同規模で、城を囲む石垣は地形を巧みに利用し曲線を描き、城壁のディテールは美しく、沖縄屈指の名城です。
2000年12月に開催された第24回世界遺産委員会で、座喜味城跡(ざきみじょうあと)、勝連城跡(かつれんじょうあと)、中城城跡(なかぐすくじょうあと)、首里城跡(しゅりじょうあと)、園比屋武御嶽石門(そのひやんうたきいしもん)、玉陵(たまうどぅん)、
識名園(しきなえん)、斎場御嶽(せいふぁうたき)と共に本村の今帰仁城跡(なきじんじょうあと)の九つの資産が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産リストに登録されました。
また、平成18年には公益財団法人日本城郭協会により、日本100名城にも選定されました。
これは優れた文化財・史跡であること。著名な歴史の舞台であること。時代・地域の代表であることを証明するものであります。
世界遺産リストヘの登録にあたっては、各資産が個別に評価されたのではなく、9資産全体が物語っている琉球の歴史や文化の特質が評価されました。
『琉球王国のグスク及び関連遺産群』という名称で、全体がひとつの文化遺産として登録されていることがそれをよく表しています。
九つの資産は琉球全体の代表なのです。